悪徳精神科クリニックがつぶれた話

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印象に残った「ちょっと危ない」クリニック

これまでいろいろな精神科や心療内科のクリニックを見てきましたが、その中でも「これはちょっと大丈夫かな…」と感じたところが、ある大きな駅の近くにありました。印象的だったのは、利益を優先する姿勢があからさまだったこと、そして少しグレーな運営をしていたことです。医療の現場としては、やはり違和感を覚えました。

強すぎるトップと、揺らぐ職場

そのクリニックのトップの方は、とても強い性格の持ち主で、少し独善的なところがあったように思います。スタッフの方々もきっと大変だっただろうなと思っていたのですが、やはり内部でトラブルが続いて、最終的には運営が難しくなってしまったようです。実際に、行政機関へ通報が行われることも多かったようで、私自身も確認のために問い合わせをしたことがあります。

行政の対応と、時間のかかる現実

とはいえ、こうしたケースでは、行政もすぐに動けるわけではなく、しっかりと証拠が揃うまで時間がかかることも多いそうです。それでも、「なぜそこまでして利益を優先してしまうのか」と考えると、なんとも切ない気持ちになります。

似たようなケースから感じたこと

思い出すのは、別のクリニックでの出来事です。そこも最初は勢いがありましたが、トップの人が少し強引なタイプで、スタッフが次々と辞めてしまい、最後は内部通報をきっかけに閉院になってしまいました。結局のところ、人を大切にしないと、どんなにうまくいっているように見えても続かないんですよね。医療の現場に限らず、どんな仕事でも「誠実さ」はやっぱり大事だなあと感じます。

おわりに:誠実さが一番の信頼を生む

医療もビジネスも、最終的に人の信頼で成り立っています。短期的にうまくいっても、誠実さを欠くと、必ずどこかで綻びが出てしまうもの。どんな立場でも、人を大切にする姿勢を忘れずにいたいですね。

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